住まいの防犯対策

住まいの防犯対策【CPマーク】を選びましょう!

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(警察庁 住まいる防犯110番より引用)

さて、みなさん。
永く心地よく暮らせる住まいづくりのスペシャリスト
NKプランニング株式会社(中谷工務店)中谷耕三です。

今回は、
住まいの防犯対策【CPマーク】を選びましょう!
と題してお話します。

 

泥棒の4割は住宅を狙う

警察庁が発表した
侵入窃盗の発生場所別認知件数(令和元年)
によりますと、

侵入窃盗の発生場所別認知件数は、
一戸建住宅が43.9%と最も多く、
3階建て以下の共同住宅を含めると、
54.6%と約半数が住宅で起きています。

警察庁 すまいる防犯110番より引用

当ブログの記事
住まいの防犯対策【施錠の習慣化】

でも書きましたが、
コロナ禍の影響で在宅時間が増えるなか、
住宅の侵入被害も増えているそうです。

防犯対策の商品にも
しっかりと基準があります。
それが、
【CPマーク】なのです。

 

CPマークとは?

CPマークとは、
防犯性能の高い建物部品につけられるマークです。

CPとは、
「Crime Prevention」の頭文字で、
防犯を意味します。

CPマークは、
警察庁・国土交通省・経済産業省と
民間関係団体で構成される
「官民合同会議」
が行う厳しい試験に合格して、

住宅などへの侵入に
5分以上耐えられると評価された
防犯性能の高い建物部品に与えられます。

 

CPマークがついた部品

対象となる建物部品は、
大まかには

ドア・窓・シャッター
の3種類にわかれ、

鍵、玄関ドア、サッシ、ガラス、面格子など、
17種類、3,434品目(2021年3月31日現在)が、

公益財団法人 全国防犯協会連合会
防犯性能の高い建物部品目録

にて、公開されています。

 

CPマークの基準

CPマークの基準となるのが
「5分間耐える」ことです。

この5分間という時間は、
約7割の窃盗犯が
侵入に5分以上かかるとあきらめる
とされているためです。

ただし、
5分間はあくまでも目安であって、
場所により破壊に耐えられる時間は異なります。

 

さいごに

いかがだったでしょうか。
皆様の防犯対策に役立てば幸いです。

しかしながら、
CPマークさえついていれば安心!
というわけではありません。

犯罪者が一番嫌がるのは、
地域の連帯と信頼感
だといいます。

侵入犯罪者の約6割が、
「声をかけられたので犯行をあきらめた」
と答えた統計があります。

近所づきあいが活発で、
地域コミュニティがしっかりとしているまちは、
侵入犯罪に強いといえます。

近所さんとの声かけなど、
日頃からの防犯意識が、
より安全な住まいを作るんですね。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

関連ホームページ:

警察庁 住まいる防犯110番

公益財団法人 全国防犯協会連合会 防犯性能の高い建物部品目録

 

 

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