古民家再生

住まいの思い出と感謝を受け継いでもらうために

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さて、みなさん。
永く心地よく暮らせる住まいづくりのスペシャリスト
NKプランニング株式会社(中谷工務店)中谷耕三です。

今回は、
本日の打合せで感じたお話から、

住まいの思い出と感謝を受け継いでもらうために

というお話をしてみます。

 

思い出をいかにして残すか

今日は古民家のご実家をお持ちの方との、
ヒアリングがありました。

依頼者は実際にご実家に住まわれたことはなく、
お正月とお盆に泊まりに来ていた程度だそうです。

依頼者のおじいさんとお父さんが
実際に住まわれていました。

そのお住いが
ご自身の所有になったのがきっかけで、
できることなら直したい。

とのご相談です。

詳しくお話を聞くと、
空き家になっていた期間が長かったこともあり、
状態は芳しくありません。

最終的な判断は、
後日の現場調査で判断しますが、
『解体』も視野に入れなければなりません。

 

今までの暮らしの思い出・面影
先祖や家族への感謝

家にはたくさんの思い出があるなかで、
『解体』を選ぶのはとても忍びないです。

しかし、
・近隣地域への安全
・放置しても、これ以上良くなることはない。

を思うと、
調査当日は最良の判断をしなければなりません。

 

思い出をいかにして受け継いでもらうか

今日の打合せで気づいたことがあります。

大規模な古民家リノベーションなどでは、
竣工写真はもちろん、
施工前写真も写真家さんに撮影してもらっています。

しかしながら、
解体する建物は写真をきちんと撮影していない
ことに気づきました。

いままでできる限り解体しない方法で
施工してきたからだと思います。

そのことを踏まえて、
今回の現場がもし解体となったとき、

以前ブログに書きました
廃校になった木造校舎をドローンで撮影したように、
(地域の歴史を育んだ建築をドローンで撮る -木造校舎アーカイブ撮影-)

ドローンも使った記録動画・写真
撮影しておこうと思っています。

それに加えて、
襖の引手・欄間・障子の一部などを加工して、
これからの生活用品の一つにできれば。

とも考えています。

 

昔からの住まいに携わる者として、
その住まいの最期を見届けるとき、

今までの暮らしへの感謝を、
これからも受け継いで暮らしてもらいたい。

そんな思い出の残し方を模索しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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