住まいづくり

住まいの個性を生む、窓枠4種類の特徴と選び方

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さて、みなさん。
永く心地よく暮らせる住まいづくりのスペシャリスト
NKプランニング株式会社(中谷工務店)中谷耕三です。

今回は、
住まいの個性を生む、窓枠の種類と選び方
と題して、
家の住み心地を左右する、
「窓」を深掘りしていきましょう。

窓枠の材質の種類と特徴

窓はガラスと窓枠でできています。

今回は、窓枠について詳しく見ていきましょう。

ガラスは前回の記事
家の住み心地を左右する、方角別窓ガラスの選び方

にて解説させていただいていますので、
併せて読んでいただければ
より詳しくわかると思います。

窓枠の種類は、

・アルミ
・樹脂
・アルミと樹脂のハイブリッド
・木製

の4つに分かれます。

それではひとつづつ特徴をお話しましょう。

アルミの窓枠

強度と耐久性に優れており、
加工性も良かったので圧倒的に普及して、

「窓=アルミサッシ」
の印象が根強いです。

アルミは
熱を伝えやすいため、
断熱性が低く、
結露が発生しやすい

のがデメリットです。

 

樹脂の窓枠

アルミに比べて
圧倒的に熱を伝えないのがメリットで、

断熱性が素晴らしく、
結露も起きにくくなっています。

樹脂なので紫外線に弱く、
色味が長持ちしません。

強度を保つために、
窓枠自体が大きくなってしまう
デメリットがあります。

 

樹脂とアルミのハイブリットの窓枠

樹脂とアルミのハイブリットの窓枠(LIXILホームページより引用)

前述したアルミと樹脂の良さを合わせた窓枠で、
室外側にアルミ、室内側に樹脂を用います。

強度を保ったまま、
断熱性も高く結露も起きにくい
窓になります。

 

木製の窓枠

古民家再生の時に木製建具を用いました(当社施工事例)

木材は樹脂と同じように
熱を伝えにくいのが特徴です

断熱性が高く、結露がほぼ起きません。

木材そのものの温かみと
素材感を感じられるのがメリットで、
和風・洋風両方の空間にも溶け込みます。

インテリアのひとつとして、
部屋越しの光と風を取り込む
室内窓にも広く用いられます。

木材という素材そのものにコストがかかるうえに、
加工のコストがかかるため、
他の窓枠に比べて高額になります。

木材が雨風にさらされると変色をします。
それを防ぐために塗装しますが、
再塗装する定期的なメンテナンスがデメリットです。

 

どの窓枠がオススメ?

ここまで紹介すると、

「結局どれがいいの??」

となりそうですが、

建具の性能
住まいの立地
外から見た家の印象
インテリアとして窓をとらえる

等によって変わってきます。

 

寒冷地でも選ばれる
高い断熱性能
デザインの豊富さ
使い勝手の良さ
ならば、

【樹脂の窓枠】

 

結露はイヤだけど、
メンテナンスはしたくない。
手間がかからず長持ちするものが欲しい
ならば、

【樹脂とアルミのハイブリットの窓枠】

 

自然素材の温かみが欲しい
インテリアとして窓にもこだわりたい
お手入れをして永く使っていきたい
ならば、

【木製の窓枠】

 

コストをかけたくない窓には、

【アルミの窓枠】

 

といったところでしょうか。

どれを選べばよいかは、

イメージの違い、
メンテナンスの違い、
価格の違い

などの違いを踏まえて

住まいの個性や外観、内観にあわせて、

ショールームで実際に確認する

などをおすすめします。

 

終わりに

今回はいかがだったでしょうか。

窓は家を印象付ける大きな要素のひとつです。

こちらの記事も参考にしていただいて、
住まいの個性や外観、内観にあわせて、
ぴったりの窓をお選びください。

新築でもリフォームでも活用できるアイデアですので、
皆さんの住まいづくりにぜひお役立てください。

ご相談やご質問などありましたら、
コチラから当社までお気軽にお問合せください。

親身になってお応えさせていただきます。

心地よい住み心地の住まいづくりの
お手伝いができればうれしいです。

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

参考サイト:
LIXIL 暮らしに合わせた窓選び

 

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